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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1,021.50 1,024.75 1,002.50 1,006.75 -15.50
2026/01 1,038.00 1,040.50 1,018.50 1,023.25 -15.25
2026/03 1,052.00 1,054.50 1,032.75 1,037.50 -14.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 402,241 386,054 980,926 ( +18,728)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月16日−10月20日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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大豆は大幅続落。終値の前営業日比は15.50〜10.00セント安。中心限月の
11月限は15.50セント安の1006.75セント。
プラスサイドで高下する場面も見られたが、米トランプ大統領が中国のレアアース輸
出規制を受けて10月に予定されている米中首脳会談に否定的な見解を示したうえ、
対中関税引き上げの可能性を示唆したことで、これまで高まっていた対中大豆輸出増
期待が後退し、大きく値を落とした。
11月限は1021.50セントで取引を開始。その後のアジアの時間帯の時間外取
引では序盤に1024.75セントの高値を付けたほか、1020セントを下値支持線
として高下する高もみとなった。アジアの時間帯後半から軟化に転じ欧州の時間帯もじ
り安となりながらも1011セント割れに抵抗を見せていたが、米国の時間帯の半ばに
崩れて1002.50セントの安値まで軟化。その後は1008セントを上値抵抗線と
する安もみとなり、低迷したまま取引を終えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトは10日は一部で降雨となったが、11日は降雨の発生は無く収穫作業
が進行する見通し。12日から13日にかけて寒冷前線が到来し、来週いっぱい中西部
にとどまる見込みとなってる。この影響で西側の地域を中心に、一部で降雨が発生する
可能性がある。
6〜10日間予報に関しては14〜18日にかけて局地的な降雨が発生する見込み。
また、気温は平年を上回るだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズ北部ではこの数日は降雨の発生がないなか、収穫作業が進行。この週末は
低気圧の影響で降雨が見込まれるほか、モンタナ州では降雪の可能性もある。15日頃
には新たに低気圧が発達する可能性がある。
一方、プレーンズ南部では6日〜8日にかけて降雨が見られ、一部で収穫及び作付け
作業が鈍化したが、冬小麦にとってこの雨は慈雨となっている。週末には局地的な降雨
が見込まれるが少雨にとどまると見られ、収穫および作付け作業は進行する見込み。1
2日には低気圧が到来し、その影響で13日以降はしばらく雨がちな天気となるだろ
う。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に期近から軟調。米中関係悪化に対する警戒感から
大きく崩れた大豆に追随安となった。
大豆粕12月限は前日比1.90ドル安の275ドル。
今日の材料
・米コーンベルトでは、11日は降雨の発生は無く収穫は進行。
・米コーンベルトでは13日以降に一部で降雨発生か。
・プレーンズ南部では13日以降は冬小麦にとっての慈雨発生が見込まれる。
MINKABU PRESS
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