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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1,007.00 1,009.75 1,001.00 1,006.50 - 1.25
2026/01 1,024.75 1,027.50 1,018.50 1,024.25 - 1.00
2026/03 1,039.75 1,041.75 1,033.25 1,039.50 - 0.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 266,583 318,316 975,622 (- 5,994)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月20日−10月24日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並。
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大豆は小反落。終値の前営業日比は3.25〜0.50セント安。中心限月の11月
限は1.25セント安の1006.50セント。
米トランプ大統領がレアアース規制を打ち出した中国からの輸入に対し100%の関
税を賦課すると表明したことを受けて米中関係の悪化とこれに伴う中国向け大豆輸出増
加期待が後退しているうえ、米トランプ大統領が中国との食用油取引停止の可能性を示
唆したことが弱材料視され売り優勢となった。
期近11月限は1007セントで取引を開始した直後に浮上し1009.75セント
の高値を付けた後は高もみとなったが、アジアの時間帯中盤には軟化に転じて1005
セントを上値抵抗線として意識する安もみとなり、その中で1001セントの安値を記
録した。10月1日以来の水準まで値を落としたことで米国の時間帯を迎えると買い戻
す動きが広がって下げ幅を縮小したが、1008セントに達すると転売が優勢となり、
値を落とし、マイナスサイドでの終了となった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気概況を要約)。
コーンベルトでは北西部を中心に寒冷前線が停滞するため北西部では雨がちな天気が
続く見込み。この週末にはこの寒冷前線は東に向けて移動していくが、これに伴いコー
ンベルト東部でも週後半に降雨となる可能性がある。北西部以外では収穫作業が進行す
る見込み。
6〜10日間予報に関しては19日には中西部の東側で散発的な降雨となり、20日
には降雨は発生ないものの、21〜23日にかけて雨がちな天気が見込まれる。この間
の気温は平年並〜平年を上回るだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気概況を要約)。
プレーンズでは北部では散発的な降雨が発生。この雨は寒冷前線の停滞により17日
まで続く見通しで、収穫おおび作付けなどの作業のペースは鈍化が見込まれる。また、
気温が低下し、降霜や凍結が発生する可能性もある。
一方のプレーンズ南部では寒冷前線が停滞しており、これに伴い雨がちな天気が続く
見通しとなっている。一部では降雨が農作業のペース鈍化を招くが、農作業のペースを
維持する地域もある模様。土壌水分は冬小麦が生育するには十分だが、この雨により
更に土壌水分が確保されるだろう。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は総じて下落。大豆の軟調が重石となった。大豆油は
原油の下落も重石となった。米トランプ大統領は自身のソーシャルメディア、トゥルー
ス・ソーシャルに中国との食用油取引停止を示唆する投稿を行った。なお、大豆粕・大
豆油の当限10月限はこの日、納会を迎えた。
大豆粕12月限は前日比0.20ドル高の274.30ドル。
今日の材料
・米コーンベルトでは北西部では雨がちな天気が続く見込み。
・コーンベルトでは北西部以外では収穫作業が進行するだろう。
・プレーンズ北部および南部では寒冷前線の停滞により雨がちな天気に。
MINKABU PRESS
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