石油午前=売り優勢、米中貿易戦争の激化を警戒した円高が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は売り優勢。トランプ米大統領が、インドのモディ首相がロシアの石油
を買わないと保証したと述べたことから時間外取引でニューヨーク原油が堅調に推移し
ていることが支えだが、円相場が1ドル=150円半ばまで円高・ドル安推移している
ことが重し。ロシアの敗北でウクライナ戦争を集結させようとするトランプ米大統領
は、中国にロシア産石油の購入を停止させようとするなか、米中貿易戦争が激化してお
り、円高・ドル安を後押ししている。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限はプラス圏で推移する場面はあったもの
の、上値は重い。一時5万7880円まで水準を切り下げた。
 午前11時07分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が出
来ず。
 午前11時07分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が0枚。
【米主要メディア、ペンタゴンに取材証を返還】
 米主要メディアは、米国防総省の報道規制を拒否し、取材証を返還した。ブルームバ
ーグ・ニュースの広報担当者は「ペンタゴンによる新たな報道アクセスの指針は、民主
主義に不可欠な通常の取材活動を制限するものだ。当社は独立した自由な報道の価値を
支持し、米政府、軍、公共の利益に関わる問題を厳密に報じていく」とコメントした。
ただ、保守系チャンネルの「ワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)」
は報道機関のなかで唯一取材証を返還しておらず、ペンタゴンに駐在して取材を継続す
るようだ。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.49ドル高の58.76ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは58.55〜59.01ドル。
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