LME市況=全面高、米露関係悪化懸念を受けた供給不安を受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,870.71  +   61.10     2,862.50  +   55.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,842.95  +  186.31    10,854.50  +  191.50
    ニッケル      15,172.44  +  211.60    15,363.00  +  200.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2805ドルで小安く取引を開始。アジア時間を終えるまで
2814ドルを抵抗線とするもちあいが続いたが、米トランプ大統領とロシアのプーチ
ン大統領による首脳会談が中止されたうえ、米財務省がロシア石油大手のロスネフチな
どを制裁の対象に加えたと発表したことを受けて、ロシアからの非鉄貴金属供給引き締
まりに対する警戒感が強まったことから急浮上となり、22年5月以来の高値となる
2874.50ドルの高値に到達。高値を離れたものの堅調地合いは維持し、この日の
高値圏で取引を終えた。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万0658.50ドルで小安く取引を開始。アジアの時間
帯はじり高となりながらも1万0720ドル前後が抵抗線として意識された。米トラン
プ大統領とロシアのプーチン大統領との会談が中止されたうえ、米財務省による経済制
裁の対象にロシアの石油最大手ロスネフチなどを加えたとの発表を受けて米ロ関係の悪
化に対する警戒感や、ロシアからの銅供給の引き締まりが警戒され、欧州時間を迎える
と一気に値位置を切り上げて1万0842ドルに達した。その後は1万0800ドルを
支持線とする高値圏でもみあい後、さらに地合いを引き締め、今月9日以来の高値とな
る1万0876ドルまで上げ幅を拡大した。転売が見られながらも大幅高を維持したま
ま終了。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。1万5155ドルで軟調で取引を終えた後は暫く
1万5160ドルを前後するもちあいとなったが、他非鉄貴金属に追随高となり、アジ
ア時間の後半から欧州の時間帯序盤にかけて浮上し、1万5300ドル台に達した。転
売を消化しながら再浮上して1万5395ドルの高値を記録。高値では転売が見られた
が、200ドルの上げ幅を記録する大幅高で引けを迎えた。
今日の材料
・23日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は小反発、8.65ポイント高の3922.41ポイント。
・欧州株は軒並み上昇。米国株とのバリュエーション格差や、ドイツの財政刺激策に
 対する前向きな見方から、欧州株は年末にかけて堅調な推移を維持する可能性が高
 いとの指摘があった。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=152.80円付近まで上昇。ユーロドルは1ユーロ
 =1.1620ドルで頭打ちとなり、前日の高値1.1622ドルを上抜けなかったが、小幅高。
・米国株は反発。ニューヨークダウは144.20ドル高。ナスダックス指数は201.40ポイ
 ント高(0.89%高)。
・ニューヨーク貴金属は上昇。ニューヨーク原油は大幅高。
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