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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 423.00 428.50 421.00 428.00 + 5.00
2026/03 435.75 441.75 434.50 441.25 + 5.50
2026/05 443.50 449.75 442.75 449.25 + 5.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 341,129 291,525 1,651,324 (+ 7,074)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高
予算失効による米政府機関の一部閉鎖のため未発表
*米気象庁発表の6−10日予報(10月29日−11月2日)
コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜上回る。
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コーンは揃って続伸。終値の前営業日比は3.25〜5.75セント高。中心限月の
12月限は5.00セント高の428.00セント。
30日に米中首脳会談が開催予定、と伝えられたことを受けて大豆が大幅高となった
ことに追随する買いが見られた。また、米国とロシアの関係悪化に対する警戒感が強ま
るなか、ロシアからの供給引き締まり懸念が浮上し小麦が堅調となったことも強気材料
視され、全限月が続伸した。
12月限は423セントで取引を開始した後は米国の時間帯序盤まで423.25〜
425.50セントの限られたレンジ内で高下。米国の時間帯に421セントまで値を
落とした後に値を戻し暫く423〜424.50セントのレンジ内でもちあっていた
が、終盤に地合いを引き締めて一段高となり9月19日以来の高い水準となる428.
50セントの高値まで一気に浮上。高値に何度も顔合わせした後にやや値を落とした
が、高値に近い水準を維持して終えた。この日の上伸で12月限は今月16日〜22日
にかけてのもちあい圏を上抜いた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは西部では概ね降雨は発生せず、東部で局地的な降雨となった。気温
は平年以下〜平年並となった。今後は23日は降雨はないものの、24〜27日にかけ
て散発的な降雨となる見込み。一方の気温は23日は平年以下〜平年並だが、24〜
27日は平年並〜平年を上回るだろう。
10月28日から11月1日にかけての期間は、29日までは雨がちな天気となる
が、10月30日〜11月1日にかけては概ね降雨は発生しないだろう。この間の気温
は平年並〜平年を上回る見込み。
シカゴ小麦は大幅続伸。期近12月限は、小高く取引を開始した後、マイナスサイド
に値を落とす場面が見られた。しかし米財務省がロシアの石油大手に対し経済制裁を発
表したことで米露関係悪化に対する警戒感や、ロシアの小麦供給引き締まりが警戒され
て買い優勢となった。12月限は一時は今月9日以来の高水準となる513.50セン
トまで浮上し、高値に近い水準で引けを迎えた。
中心限月の12月限は前日比9.25セント高の513セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは概ね降雨は発生せず、気温は平年並〜平年を上回った。今後は25日
まで降雨は発生しないが、26〜27日にかけて局地的な降雨が見込まれる。一方の気
温は平年並〜平年を上回る見通し。現在プレーンズの小麦生育環境は全体的に良好を維
持している。
今日の材料
・コーンベルトでは西部では概ね降雨は発生せず、東部で局地的な降雨。
・コーンベルトでは23日は降雨はないものの、24〜27日にかけて散発的な降雨
となる見込み。
・プレーンズでは26〜27日にかけて局地的な降雨。生育環境は概ね良好。
MINKABU PRESS
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