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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 427.25 427.50 423.00 423.25 - 4.75
2026/03 440.50 441.00 437.00 437.00 - 4.25
2026/05 448.25 449.00 445.75 445.75 - 3.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 347,468 341,129 1,665,689 (+ 14,365)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月30日−11月3日)
コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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コーンは軒並み反落。終値の前営業日比は4.75〜1.25セント安。中心限月の
12月限は4.75セント安の423.25セント。
米トランプ大統領がカナダの関税に反対する広告に問題があったとして、貿易交渉を
即時終了したことで、米国の穀物輸出不安が高まり売り優勢となった。ただ、カナダ側
は米国の準備が整いしだい交渉を再開できる、と伝えており、今後の交渉再開の可能性
が意識されたことで下げ幅は限られた。
12月限は427.25セントで取引を開始した直後に427.50セントの高値を
付けた。その後も欧州の時間帯を終えるまでは426セントが下値支持線として意識さ
れる高もみとなったが、米国の時間帯に軟化。424.25セントを上値抵抗線とする
安もみに転じ423セントの安値まで値を落とした後も安値に顔合わせする動きが何度
も見られる低迷となり、低迷したまま引けを迎えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは西部では概ね降雨は発生していないが、東部で局地的な降雨が発
生。気温は平年以下〜平年並だった。西部では今後も28日にかけて降雨が続く見込
み。一方の東部では26〜28日にかけて降雨が発生するだろう。28日までの気温は
西部は平年並〜平年を上回るが、東部は平年以下〜平年並の見込み。
シカゴ小麦は小幅まちまち。コーンの軟調が重石となり期近の主要限月は小幅安とな
ったものの、4番限以降は米露関係悪化に伴うロシアからの穀物供給引き締まりに対す
る警戒感に買い支えられた。
期近12月限は前日比0.50セント安の512.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズ北部では概ね降雨は発生しなかったが、26〜27日にかけて局地的な降
雨が発生し、土壌水分は維持すると予想される。気温は27日までは平年並〜平年を上
回るが、28日には平年以下〜平年並まで低下する見込み。
南部や中部では降雨となったが、この雨は28日まで降り続くだろう。気温は27日
までは平年並〜平年を上回るが、28日には平年以下〜平年並まで低下するもよう。
冬小麦の発芽・生育にとって土壌水分はおおむね良好だが、一部地域では不足している
地域も見られる。
今日の材料
・コーンベルトでは西部では概ね降雨は発生せず。
・コーンベルトでは東部で降雨が発生。
・プレーンズでは北部では局地的な降雨、南部では雨がちな天気となり、冬小麦の
発芽・生育にとって土壌水分はおおむね保たれる。
MINKABU PRESS
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