LME市況=アルミが反発、銅・ニッケルは続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,878.55  +   19.65     2,884.00  +   20.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,873.06  -   22.55    10,887.50  -   29.50
    ニッケル      15,021.16  -    4.45    15,226.00  -    4.00
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 アルミ3カ月物は反発。2865ドルと小幅高で取引を開始。押し目を買われたが、
中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が7カ月連続で50割れとなったことを受
けて戻りを売られた。その後は、ユーロ圏の企業の景況感の小幅改善を受けて押し目を
買われると、2896ドルまで上昇した。ニューヨーク時間は、米ダラス地区連銀のロ
ーガン総裁とカンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁の利下げ否定発言を受けてド
ル高となったが、下値は限られた。
 銅3カ月物は続落。1万0929.50ドルで堅調で取引を開始。中国の製造業購買
担当者景気指数(PMI)が7カ月連続で50割れとなったことを受けて戻りを売ら
れ、欧州時間に入ると、軟調となって1万0806ドルまで下落した。ただユーロ圏の
企業の景況感の小幅改善を受けて下げ一服となり、ニューヨーク時間は株高が下支えに
なった。
 ニッケル3カ月物は続落。1万5245ドルで堅調で開始したが、1万5270ドル
で戻りを売られた。中国経済の先行き懸念が圧迫要因となり、1万5175ドルまで下
落したが、株高などを受けて下げ一服となった。
今日の材料
・31日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。上海株と香港株は続落。
・中国上海総合指数は続落、32.11ポイント安の3954.79ポイント。
・欧州株は下落。英FTはイングランド銀行の金融政策決定や政府予算案発表を控え、
 慎重姿勢。独DAX、仏CAC指数は下落。
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=154円台半ばまで上伸。154円台を維持してニューヨ
 ーク時間の取引を終えた。ユーロドルは今月14日以来の安値となる1ユーロ=
 1.1519ドルまで下落。
・米国株は反発。ニューヨークダウは40.75ドル高で反発。ナスダックス指数は
 143.82ポイント高(0.61%高。
・ニューヨーク貴金属はドル高で反落。ニューヨーク原油は上昇。

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