石油午前=堅調、主要産油国は限定的な増産を継続へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。先週末から週明けにかけて海外原油が水準を切り上げているこ
とが買い手がかり。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要産油国は12月の生産枠
引き上げ幅を日量13万7000バレルにとどめたほか、来年1−3月期については増
産を見送ることで合意した。円相場は1ドル=154円半ばまで円安・ドル高推移した
ものの、円売りはやや巻き戻されている。時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅を維持しつ
つ、動意は限定的。
 午前10時53分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
50〜320円高。
 午前10時53分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が548枚。
【原油の海上在庫は増加が一巡】
 調査会社ボルテクサが発表した原油の海上在庫は、11月2日時点で8537万バレ
ルまで減少した。10月末にかけての増加傾向が一巡しており、5月以降のトレンドは
ほぼ横ばい。OPECプラスの増産の影響は限定的。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.11ドル安の60.94ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは60.86〜61.03ドル。
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