11月2日に石油輸出国機構(OPEC)プラス協議が行われた。12月に関して は、減産規模を前月から日量13.7万バレル縮小することが合意された。10月から 3ヵ月連続で、同規模の増産が行われることになる。一方、来年1〜3月期に関して は、増産の一時停止も合意された。季節要因の影響が指摘されており、需要端境期には 増産対応を止めて、様子を見ることになった。実際のところは、需給緩和が警戒されて いるというよりも、ロシアの増産能力の欠如、原油高の必要性の高まりが理由である可 能性も低くないが、いずれにしてもOPECプラスが来年1〜3月期に増産を止めるこ とは、同期間の需給緩和リスクを抑制する効果が想定される。モルガン・スタンレー は、今回のOPECプラスの決定を受けて来年上期のブレント原油価格見通しを従来の 57.5ドルから60.0ドルまで引き上げた。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。