[今夜の視点]海外原油=反発か、60ドル割れでの売りに継続性乏しい

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.27ドル高の59.87ドルで
推移。本日これまでのレンジは59.55〜59.87ドル。
 今晩の海外原油は反発か。供給過剰懸念を背景に今年は60ドル割れを繰り返してい
るものの、60ドル割れで売りに継続性はなく、買い戻しが優勢となりそうだ。米石油
産業の採算性を考慮すれば、積極的に売る水準ではないと思われる。また、米エネルギ
ー情報局(EIA)は水平掘削坑井の増加によるシェールオイル生産減衰率の高まりを
指摘しており、世界最大の産油国である米国の減産リスクも意識されそうだ。米石油産
業は減産を回避できるほど、米国で新規投資を行うのだろうか。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 小売売上高 2025年9月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2025年9月(経済技術省)
◆ イギリス ◆
【経済】21:00 政策金利公表(BOE)
【経済】21:00 金融政策委員会議事録 11月5日分(BOE)
【経済】--:-- 金融政策報告(BOE)
◆ スイス ◆
【経済】15:45 雇用統計 2025年10月(経済省)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】11/7 00:00 卸売在庫 2025年9月確報値(商務省)
【農産】22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】11/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2025年10月(RISB)
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