ゴム午前=買い優勢、上海ゴムが伸び悩む中でしっかり

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、買い優勢。寄り付きでは、上海夜間高には反応薄く、日経平均株
価の下落や1ドル=152円台後半のドル安・円高をを受けて、売りが先行する限月が
目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩む中、買いが優勢となってい
る。TSR20は出来ず。
 午前11時36分現在のRSS3号は前営業日比0.3〜3.7円高。活発限月の4
月限は同3.9円高の314.0円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は
160枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、10〜125元高、推定出来高は
76枚(夜間取引含む)。

【4月限はレンジ取引継続】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、買い優勢となっている。活発限月の4月限は、1
0月24日以降、概ね310〜316.0円のレンジ相場となっている。今日も同レン
ジ内での取引となっており、商いも盛り上がりを欠いていることから、様子見気分が強
いようだ。
 なお、上海ゴムの中心限月1月限は、5日に1万4740元まで下落後、反発を開始
している。ただ、この動きは、10月30日から5日連続陰線に対する調整高であり、
現時点では本格的な買いは入っていないとみる。終値ベースで1万5000元台にしっ
かりのせるまでは、上海高を追っての買いは難しそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、0.3〜0.1セント安で推移している。
 上海ゴムはしっかり。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営
業日比70元高の1万5020元で推移している。

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