[11月10日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 11月4日〜11月7日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0
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<シカゴ>6日終値 前週末比 |9月28日現在の米国産コーン作柄報告
25/12 428.75 -2.75 |デント(95% 前週 91% 前年 95%、平年96%)
26/03 443.00 -1.00 |成熟(71% 前週56% 前年73%、平年74%)
|収穫(18% 前週11% 前年20%、平年19%)
|作柄報告
|「良」以上:66%(前週66%、前年64%)
|「劣」以下:10%(前週10%、前年12%)
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 153.49円 前週末比 0.67円の円高
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【前週のレビュー】シカゴコーンは、大豆期近1月限が1070セント割れ、または
小麦期近12月限が510セント台前半まで軟化なら、420セント水準まで下落のシ
ナリオが描けるとした。
【シカゴコーンは大豆・コーンの動きに左右される動きを継続】
シカゴコーンは堅調に推移したが6日に大豆相場が大幅安となったことにつれ安とな
った。大豆、コーンの値動きに左右される展開を継続している印象だ。
期近12月限は10月31日に426.50セントまで押し目を形成した。その日の
うちに戻り歩調となり、430セント台に戻した。11月に入り、下値を切り上げてい
たが、6日の下落で上放れ期待に水が差された。
426.50〜437セントのレンジ相場。10月31日の安値426.50セント
が支持線。425セント割れとなると、買い方の手じまい売りが増え、420セント水
準まで下落リスクあり。420セント水準まで下落した場合、実需家からの押し目買い
で下げ渋るかに注目。
11月の米農務省(USDA)からの月例需給報告は10日の予定だったが、14日
に延期され、発表予定。期末在庫は、今年度の生産量が上方修正、同時に輸出需要も上
方修正される可能性から、期末在庫率は9月の予想の13.1%から大きな修正はない
とみる。
週間輸出検証高は発表されており、9月の新年度入り後の検証高は今月3日に発表分
までの累計が前年同期比64%増と好調を維持。米国産コーンの収穫は既に最終段階に
達しているとみられ、収穫の進展は織り込み済み。アルゼンチンなど南米産コーンの作
付け期となり、南米産地の天候にも注意が必要だ。
【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】
とうもろこしは、6日時点の総取組高は8枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また
はゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
10日 景気動向指数 2025年9月速報(内閣府)
米週間穀物輸出検証高(USDA)
米国産コーン・大豆収穫率報告(USDA)
11日 ●フランス(第一次大戦休戦記念日)
国際収支(経常収支) 2025年9月(財務省)
英雇用統計 2025年10月(国立統計局)
独景況感指数 2025年11月(ZEW)
12日 独消費者物価指数 2025年10月確報(連邦統計庁)
13日 企業物価指数 2025年10月(日本銀行)
英国内総生産 速報値 2025年7-9月期(国立統計局)
英貿易収支 2025年9月(国立統計局)
英鉱工業生産指数 2025年9月(国立統計局)
ユーロ圏鉱工業生産 2025年9月(EUROSTAT)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米消費者物価指数 2025年10月(労働省)
米財政収支 2025年10月(財務省)
14日 中国住宅価格指数 2025年10月(国家統計局)
中国小売売上高 2025年10月(国家統計局)
中国鉱工業生産 2025年10月(国家統計局)
ユーロ圏域内総生産 2025年7-9月期改定(EUROSTAT)
ユーロ圏貿易収支 2025年9月(EUROSTAT)
米小売売上高 2025年10月(商務省)
米生産者物価指数 2025年10月(労働省)
米週間穀物輸出成約高(USDA)
米国産穀物・需給報告(USDA)
世界穀物・需給報告(USDA)
米企業在庫 2025年9月(商務省)
建玉明細報告(CFTC)
※米政府機関閉鎖の影響で米経済指標の発表が延期になる可能性があります。
MINKABU PRESS
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