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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 426.75 431.25 426.25 429.75 + 2.50
2026/03 441.75 445.50 441.25 444.50 + 2.50
2026/05 450.50 454.25 450.00 453.50 + 3.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 390,936 326,457 1,604,571 (- 10,883)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(11月6日までの週)
コーン:142万4968トン(前週改定値:171万2164トン)
小麦: 29万0513トン(前週改定値: 35万0293トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月16日−11月20日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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コーンは揃って反発。終値の前営業日比は2.00〜3.75セント高。中心限月の
12月限は2.50セント高の429.75セント。
米中貿易摩擦の後退や強気な輸出検証高を受けて大豆が大幅高となったことが買い支
援要因となった。前週に続落となって売り警戒感が強まっていたことも買い戻す動きを
促した。
12月限は426.75セントで取引を開始。アジアの時間帯から欧州の時間帯にか
けてじり高となりながらも430セント手前で伸び悩み、米国の時間帯を迎えると急速
に値を落として426.25セントの安値を記録。安値ではすぐに買い戻されて420
セント台後半を回復した後は値位置を切り上げて終盤には431.25セントの高値に
達したが、転売を受けて上げ幅を縮小して引けを迎えた。
米農務省(USDA)発表の11月6日までのコーン週間輸出検証高は142万
4968トンで前週の171万2164トンを下回った。一方の累計は1372万
5293トンで前年の828万1606トンを約66%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では8〜9日にかけて前線が到来し広い範囲で降雨または雷雨が発生。
この前線の停滞により今週は雨がちな天気が続くだろう。また、12日には新たな前線
が到来することでさらに雨の降りやすい状況になると見られる。なお、この前線は週後
半には北へ移動する見込みで、これに伴いブラジル南部では乾燥傾向が強まりそうだ。
アルゼンチン産地では8〜9日にかけて前線が北上するに伴い気温が低下したが凍結
は見られなかった。多くの地域で土壌水分は十分な量を維持しているが、11〜12日
にかけて新たに前線が到来することでさらに降雨になると見られる。この前線が通過し
た後は乾燥傾向が強まる見込み。なお、気温が上昇するようであれば春から夏にかけて
の天気の大きな変わり目を迎える可能性がある。冬小麦はこれまでのところ順調に生育
している。
シカゴ小麦は反発。中国による対米レアアース輸出規制の1年延期を受けて米中貿易
摩擦懸念が後退したことや、米政府機関の一部閉鎖の解除期待が買い支援要因になっ
た。前週に続落した直後で買い戻す動きが広がり、12月限は537.25セントまで
上昇。7日の高値537.50セントが抵抗線になったが、7日の下げ幅をわずかに上
回る上昇幅を維持して引けた。
中心限月の12月限は前日比8.00セント高の535.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは8〜9日にかけてネブラスカ州で降雨が発生したが、それ以外の
ほとんどの地域では降雨は発生しなかった。また、多くの地域で気温は低下していた
が、10日夜からは急速に上昇し、今週いっぱいは平年を上回る状態が続くだろう。
14日には低気圧が到来し15〜16日にかけて広い範囲で降雨となるほか、強風も見
込まれる。今週後半にはさらに活発な低気圧が到来すると予想される。
今日の材料
・ブラジル産地では8〜9日にかけて前線が到来し広い範囲で降雨または雷雨が発生。
・ブラジル産地では今週は雨がちな天気が続く見込み。
・アルゼンチン産地では雨に恵まれ多くの地域で十分な土壌水分を維持。
・11月6日までのコーン週間輸出検証高は142万4968トンで前週の171万
2164トンを下回る。
MINKABU PRESS
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