[今日の視点]石油=上昇を想定、期中3月限から4月限への限月移行が進む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。2026年3月限で800〜1100円高程度を想定する。前日
の海外原油相場の上昇から買い先行となり、夜間取引で期中限月が900円超の上昇と
なり、上値を試した強地合いを引き継ごう。場中、円相場が1ドル=154円台半ばま
で下落なら1000円を超えるまで上げ幅を拡大か。
 日中取引は期中3月限から4月限へ限月移行が進むとみる。3月限は昨日の日中取引
で唯一、買い優勢となり、940円高と大幅高なり、4月限にサヤ余せした。夜間取引
では、ほぼ同ザヤ状態で引けた。4月限は6万2000円で夜間取引の高値引け。日中
取引は、3月限と同様に売り方は買い戻しを強いられる展開となり、踏み上げ相場にな
りやすい。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 マネーストック 2025年10月(日本銀行)
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2025年10月確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】11/13 06:30 週間石油統計(API)
※米政府機関閉鎖の影響で米経済統計の発表は延期になる可能性があります。
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