シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。12月限は434〜435セント台でこう着。 目先14日の米農務省(USDA)の月例需給報告が最大の焦点となっているため、 今夜は前日以上に様子見ムードが強まるか。ただアジアの時間帯から動いている大豆が さらに動けば、それに左右される可能性はあろう。 また米政府機関の閉鎖が解除されることになるが、これまで発表されなかった週間輸 出成約高の発表再開に関しては、発表元のUSDAのFAS局の最新ホームページで、 発表再開予定の記述はなく、少なくとも今週は引き続き発表されない可能性が高い。 前日のシカゴはまちまち。期近の主要限月は堅調。期近から大豆高に支援された。加 えて14日のUSDAの月例需給報告で米国産の生産高が下方修正されるとの見方が強 いこともこの日の支援材料となった。また長く続いた米政府機関の閉鎖がこの日の下院 でのつなぎ予算案の可決で解除されることになることも好感された。 12月限は431.00〜436.00セントで推移して、終始430セント台での 値動きとなり、引けは435.25セントと、高値に近かった。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 19:00 鉱工業生産 2025年9月(EUROSTAT) ◆ イギリス ◆ 【経済】 16:00 国内総生産 速報値 2025年7-9月期(国立統計局) 【経済】 16:00 貿易収支 2025年9月(国立統計局) 【経済】 16:00 鉱工業生産指数 2025年9月(国立統計局) 【経済】 16:00 製造業生産指数 2025年9月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 22:30 消費者物価指数 2025年10月(労働省) 【経済】 11/14 04:00 財政収支 2025年10月(財務省) 【工業】 11/14 01:00 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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