石油午前=総じて反落、NY原油原油時間外取引が軟調推移で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は総じて反落。夜間取引は海外原油の続伸を受け、概ね買い優勢とな
り、堅調に推移。日中取引は期中3月限から小安くなり、4月限が追随した。序盤で戻
り歩調となったが、買いは続かず、ジリ安で推移した。週明けのニューヨーク原油時間
外取引が反落し、軟調に推移から小口の手じまい売り先行もよう。
 円相場は1ドル=154円半ばで推移しており、前日と同水準で推移。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万0720円まで下落。序盤で6万
1000円割れとなり、前半の取引の流れが決まり、反発力弱く、小幅安で推移。
 午前11時34分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
310円安〜100円高。
 午前11時34分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1109枚。
【原油市場は株安継続なら手じまい売りが進む展開か】
 中国政府は、中国国民に対し、「日本の治安情勢は不安定だ」などして日本への渡航
を慎重に対応するように通達。高市首相の台湾有事に関する発言への対抗措置の一環で
あるが、日中間の緊張は高まっている。短期的に原油需要に直接の影響はないが、今日
は日本株、中国株とも軟調に推移。ニューヨークダウが先週、大幅安となり、リスク資
金が株式市場から流出しやすい環境。ニューヨーク原油市場は14日に期近12月限が
60ドル台を回復したが、17日の時間外取引で早くも60ドル割れ。ニューヨークダ
ウ中心に株安継続なら手じまい売りが進む展開か
【海外原油夜間取引=反落】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.62ドル安の59.47ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは59.34〜59.84ドル。
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