●短期見通し金、雇用統計で流れ変わるか打診=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 過熱感解消の持高調整が一服し、上昇再開を打診する局面になる。足元では米追加利
下げ期待の後退が調整売りを誘っているが、米金利上昇・ドル高が進む余地は限られて
おり、持高調整を誘う展開に留まろう。米利下げ期待は金相場の高騰を構成する数多い
相場テーマの一つに留まる。今週は19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要
旨、20日の9月雇用統計が、利下げ期待後退の流れにブレーキを掛けるかが焦点にな
る。雇用情勢の悪化が確認されると下値が固まりやすくなるが、短期上昇は金上場投資
信託(ETF)買いの再開が確認された後になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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