NY貴金属引け速報=金は小幅続落、時間外で4000ドル割れも日中に戻す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/12  4066.5  -  8.0       プラチナ    26/ 1   1557.4   +  1.7
    銀   25/12  5086.5  + 15.4       パラジウム   25/12   1426.00  + 7.70
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 ニューヨーク金は小幅続落。銀はまちまち。前日比は金12月限が8.0ドル安、銀
12月限は15.4セント高。
 金12月限は小幅続落。時間外取引では、リスク回避の動きが強く、投げ売り先行も
ようとなり、アジア時間の終盤に4000ドル割れとなった。欧州時間に入り、下値を
切り上げたが、軟調地合いを断ち切ることはできず、40ドル近い下落で4030ドル
台で推移。日中取引開始後は急速に戻し、序盤に前日の終値水準を回復。19日に米連
邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の公開を控え買い戻しが先行もようとなった。
戻り一巡後は米追加利下げ観測の後退でドルが堅調に推移したことで戻り売りが強く、
中盤に下げ幅を拡大した。後半から終盤には安全資産としての買いや、利益確定の買い
戻しもあり、再度、戻り歩調となった。
 銀12月限は時間外取引で70セント超の下落。日中取引は戻り歩調となり、終盤は
プラスサイドに浮上した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがまちまち、パラジウムは反発。前日比はプ
ラチナ1月限が1.7ドル高、パラジウム12月限は7.70ドル高。
 プラチナ1月限は小反発。時間外取引では、金、銀の大幅続落で一時、約40ドル安
まで下落。欧州時間に下値を切り上げ、15ドル程度の下落で推移。日中取引では、米
国株が続落し、投資家心理が弱気になることが警戒されるなか、金、銀が戻したことで
前半に下げ幅を縮小した。中盤に売り優勢となったが、終盤は下値を切り上げ、小高く
推移。
 パラジウム12月限は反発。時間外取引は一時40ドル安程度まで値を崩したが、6
ドル超の下落まで戻した。日中取引では他の貴金属の戻りから終盤に地合いを引き締め
てプラスサイドに浮上。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。

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