プラチナ午前=プラチナは反発、金の上げ幅縮小が圧迫要因ながら堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反発。ニューヨーク小幅安もドル建て現
物相場の上昇、1ドル=155円台半ばの円安を受けて夜間取引から3ケタ高。日中取
引は夜間取引の反発を引き継ぎ、期先から買い優勢で始まった。序盤、期先は140円
超の上昇で推移。上げ幅を縮小後、午前10時前から上げ幅を拡大し、一時180円超
の上昇で推移。金の上げ縮小が圧迫要因ながら、160円程度の上げ幅を維持して堅調
に推移。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時25分現在の前営業日比は、プラチナが84〜173円高、プラチナミニ
が95〜336.0円高、プラチナスポットが138円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時25分現在の出来高は、プラチナが3059枚、プラチナミニが793
枚、プラチナスポットが1081枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは堅調もエヌビディアの決算を控え見送りムード】
 プラチナは期近12月限が出来ずだが、2番限以降は薄商いのなか、小口の買い戻し
が先行もようで堅調。金期先が序盤に400円近い上げ幅を維持。金の反発に加え、日
経平均株価が一時続落したが、プラスサイドに浮上していることは追い風。ただ、明日
の日本時間の未明に米AI生成大手のエヌビディアの決算を控えて間接的な影響を受け
やすく、見送りムードも強く、出来高は低迷。
 プラチナ先限は夜間取引の終盤に7204円まで上昇した。日中取引は7125円ま
で上げ幅を縮小も3ケタ高を維持し、7181円まで再浮上した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方、1549ドル台に急騰する場
面があったが、売りを浴び、1530ドル割れまで反落。1525ドルが支持線とな
り、、1530ドル台前半まで最浮上。
 午前11時20分現在、プラチナは1533.75ドル、パラジウムが1404.2
8ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1514.22ドル、パラジウムが
1373.45ドル。
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