アジア株 総じて上昇、上海株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 総じて上昇、上海株は反落

東京時間17:44現在
香港ハンセン指数   25835.57(+4.92 +0.02%)
中国上海総合指数  3931.05(-15.69 -0.40%)
台湾加権指数     27426.36(+846.24 +3.18%)
韓国総合株価指数  4004.85(+75.34 +1.92%)
豪ASX200指数    8552.71(+104.85 +1.24%)
インドSENSEX30種  85744.00(+557.53 +0.65%)

 20日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。前日の米国株の上昇や米半導体大手エヌビディアの好決算などを背景にアジア株はおおむね買い優勢で推移した。台湾株は3%超の大幅反発。エヌビディアの好決算を受けて、ハイテク関連株を中心に買いが広がった。上海株は反落。エネルギー株やハイテク関連株などが売られた。香港株は小反発。香港株は金融政策を米国に連動させており、米国での早期利下げ期待後退が重石となって、上値を抑えられた。
 
 中国大陸市場で上海総合指数は反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学繊維メーカーの恒力石化が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反発。機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が買われる一方で、領展房地産投資信託基金(リンクリート)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のペルセウス・マイニング、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワン、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、通信会社のテルストラ・グループ、航空会社のカンタス航空、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが買われた。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。