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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1551.5 1571.2 1509.2 1517.2 - 39.6
(26/ 4) 1567.0 1585.5 1525.4 1533.1 - 38.5
パラジウム (25/12) 1398.50 1446.50 1380.50 1386.40 - 19.90
(26/ 3) 1423.00 1464.00 1401.50 1406.30 - 21.00
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 35,412 26,563 82,928 (- 480)
パラジウム 20,649 15,589 20,619 (- 655)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 45,752.26 - 386.51
前日 156.95/97 1.1526/28 ・ナスダック 22,078.05 - 486.18
本日 157.56/58 1.1525/27 ・10年米国債利回り 4.10 - 0.04
・NY原油 (26/ 1) 59.00 - 0.25 ・SPDR保有金残高 1,043.72 + 2.29
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。前日比はプラチ
ナが40.7〜37.6ドル安、中心限月の1月限が39.6ドル安、パラジウムは
23.40〜19.70ドル安、中心限月の12月限は19.90ドル安。
プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金堅調につれ高となる場面も見られたが、
米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて戻りを売られた。欧州時間に入
ると、押し目を買われた。日中取引では、米雇用統計発表後のドル安が支援要因になっ
たが、米クリーブランド地区連銀のハマック総裁の利下げ否定発言や金軟調を受けて戻
りを売られると、一段安となった。
パラジウム12月限は米金融当局者の利下げ否定発言やや他の貴金属の戻りを売られ
たことを受けて売り優勢となった。
プラチナ1月限は時間外取引を1537.6〜1571.2ドルのレンジで推移し、
前日比6.0ドル高の1562.8ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、金堅調に
つれ高となる場面も見られたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受け
て戻りを売られた。欧州時間に入ると、押し目を買われた。
日中取引では、米雇用統計発表後のドル安が支援要因になり、1569.4ドルまで
上昇した。その後は、米クリーブランド地区連銀のハマック総裁の利下げ否定発言や金
軟調を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込むと、一段安となり、
1509.2ドルまで下落した。
9月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から11万9000人増加
し、市場予想の5万人増を大幅に上回った。失業率は4.4%と前月の4.3%から悪
化し、約4年ぶりの高水準に達した。米雇用統計発表後はドル安となったが、米クリー
ブランド地区連銀のハマック総裁は、現時点でさらなる利下げは経済に幅広いリスクを
もたらすと警告した。
パラジウム12月限は、時間外取引を1385.50〜1428.00ドルのレンジ
で推移し、前日比17.7ドル高の1424.00ドルとなった。12月限は安寄りし
たのち、他の貴金属の堅調につれ高となったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ
観測後退を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、押し目を買われた。
日中取引では、米雇用統計発表後のドル安が支援要因になり、1446.50ドルま
で上昇した。その後は、米金融当局者の利下げ否定発言やや他の貴金属の戻りを売られ
たことを受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割り込み、1380.50ドル
まで下落した。
19日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比6740オンス減の62万
3812オンス、パラジウムは変わらずの17万3224オンス。
今日の材料
・米半導体大手エヌビディアは、第4四半期(2025年11月─26年1月)の売上
高が650億ドル(プラスマイナス2%)になるという見通しを示し、市場予想を上回
った。人工知能(AI)バブルを巡る懸念が広がる中、クラウドプロバイダーからのA
I半導体への需要が急増すると見込んだ。
・11月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス14.2と、前月から横ば
いとなった。市場予想はマイナス14.0だった。
・11月15日までの1週間の米新規失業保険申請件数は8000件減の22万件とな
った。減少したものの、雇用が低迷する中、失業者が新たな仕事を見つけるのが困難に
なっている様子が示唆された。11月8日までの1週間の継続受給件数は季節調整済み
で2万8000件増の197万4000件だった。
・10月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比1.2%増の410万戸となった。
住宅ローン金利の低下を受け買い手が増加したことが背景にあるとみられる。市場予想
は408万戸。
・米小売り大手ウォルマートが発表した第3四半期(8〜10月期)決算は、米国にお
ける既存店売上高が4.5%増と、市場予想の3.8%増を上回った。特にオンライン
販売が28%増と好調だった。
・9月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から11万9000人増加
し、エコノミスト予想の5万人増を大幅に上回った。一方、失業率は4.4%と前月の
4.3%から悪化し、2021年10月以来約4年ぶりの高水準に達した。8月の雇用
者数も大幅に下方改定され、今年2回目のマイナスとなった。
・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、この日公表された9月の米雇用統計で
雇用者数が予想以上に増加したことが示された中、高止まりするインフレ率を抑えるた
めに金融政策を適切な状態にする必要があるとの考えを改めて示した。
・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレの2%回帰に向けた進展が停滞
し、誤った方向に進み始めているため、前倒しの過度の利下げに不安を抱いているとい
う認識を改めて示した。
・ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナを訪問している米陸軍のダニエル・
ドリスコル長官とロシアとの和平実現に向けた方策を協議したと明らかにし、戦争終結
に向けた計画の要点について共に作業を進めていくと表明した。
MINKABU PRESS
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