[本日の見通し]石油=堅調、ウクライナ和平は成立するのか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は堅調。ただ、夜間取引の終値付近で推移
し、上値を抑えられている。
 本日のニューヨーク市場は感謝祭の翌日で短縮取引となり、引き続き動意は限定的だ
ろう。週末にウクライナ和平協議の前進が伝わる可能性があり、積極的に動きづらい。
ウクライナ停戦が合意に至ると、対ロシア制裁が解除される見通しでロシアの石油供給
網が正常化する一方、制裁原油であることのディスカウントがなくなることから強弱が
対立し、値動きにどのように反映されるのか想像しづらい。
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.30ドル高の58.95ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは58.27ドルから59.17ドル。
 原油4月限の予想レンジは6万0300円から6万1300円、ガソリン先限は7万
4500円から7万5500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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