NYプラチナ市況=反落、ドル安一服が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 1)  1685.4     1736.0      1663.1      1677.4    -  7.6
         (26/ 4)  1709.6    1755.1      1686.9      1700.8    -  3.6
 パラジウム  (26/ 3)  1499.00    1566.00     1444.00     1478.90   - 27.40
         (26/ 6)  1531.00    1572.00     1468.00     1495.20   - 25.30
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          44,011         41,945        85,492       (+  1,070)
 パラジウム          8,577          5,714        19,663       (+     68)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          47,289.33  - 427.09
     前日  156.14/16   1.1600/02   ・ナスダック         23,275.92  -  89.77
     本日  155.44/46   1.1609/11   ・10年米国債利回り      4.09  +   0.08
・NY原油  (26/ 1)   59.32 + 0.77  ・SPDR保有金残高  1,045.43      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが7.6ドル安〜12.4ド
ル高、中心限月の1月限が7.6ドル安、パラジウムは27.50〜25.10ドル
安、中心限月の3月限は25.60ドル安。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測
や金堅調を受けて買い優勢となったが、買い一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入
ると、もみ合いとなった。日中取引では、ドル安一服を受けて利食い売りが出た。
 パラジウム3月限はドル安一服を受けて利食い売りが出た。
 プラチナ1月限は時間外取引を1683.8〜1736.0ドルのレンジで推移し、
前日比18.0ドル高の1703.0ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、米連邦
準備理事会(FRB)の利下げ観測や金堅調を受けて買い優勢となったが、買い一巡後
は上げ一服となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。
 日中取引では、ドル安一服を受けて利食い売りが出た。時間外取引の安値を割り込む
と、テクニカル要因の売りが出て1663.1ドルまで下落した。
 11月の米ISM製造業景気指数は48.2だった。前月の48.7から低下し、9
カ月連続で製造業の拡大・縮小の節目を示す50を割り込んだ。バンク・オブ・アメリ
カ(BofA)・グローバル・リサーチは、9〜10日の米連邦公開市場委員会(FO
MC)で、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げると予想していると発表
した。
 パラジウム3月限は、時間外取引を1495.00〜1566.00ドルのレンジで
推移し、前日比12.2ドル高の1518.50ドルとなった。3月限は安寄りしたの
ち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢と
なったが、買い一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。
 日中取引では、ドル安一服を受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割り込む
と、テクニカル要因の売りが出て1444.00ドルまで下落した。
 28日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの61万6327
オンス、パラジウムは620オンス減の17万2604オンス。
今日の材料
・在中国の欧州連合(EU)商工会議所が発表した調査によると、中国の輸出規制強化
を受けて、欧州企業の3社に1社が調達先を中国から変更することを検討している。
・11月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6
と10月の50.0から低下し、5カ月ぶりの低水準となったほか、速報値の49.7
も下回った。需要の減退により、過去7カ月で最も速いペースで人員削減を余儀なくさ
れた。
・11月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)確報値は52.2(速報値
51.9)となった。10月の確報値は52.5だった。景気拡大と縮小の節目とされ
る50を上回った。
・11月の米ISM製造業景気指数は48.2だった。前月の48.7から低下し、9
カ月連続で製造業の拡大・縮小の節目を示す50を割り込んだ。関税措置の影響が続
き、米製造業は低調な受注と原材料などの値上がりに直面している。市場予想は
49.0だった。
・イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ米大統領と電話会談を行った。首相府によ
ると、イスラム組織ハマスの武装解除やパレスチナ自治区ガザの非武装化について協議
した。
・バンク・オブ・アメリカ(BofA)・グローバル・リサーチは、米連邦準備理事会
(FRB)が12月9−10日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金
利を25ベーシスポイント(bp)引き下げると予想していると発表した。労働市場が
弱いことや、最近の政策当局者らによる早期利下げを示唆する発言を理由とした。
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