ゴム午前=軟調、前日からの調整場面を継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は軟調。序盤は、上海夜間は小高く推移したものの、前日の大幅安の
流れを引き継ぎ、夜間取引の終値から下げ幅を拡大させる限月が目立った。中盤に入る
と、手掛り材料難の中、小動きとなっている。TSR20は出来ず。
 午前11時53分現在のRSS3号は前営業日比12.4〜1.7円安。活発限月の
5月限は同1.7円安の328.5円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は
553枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、85〜105ポイント高、出来高は
24枚(夜間取引含む)。

【5月限は調整場面】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、期近中心に売りが先行している。活発限月の5月
限は、326円台まで下落する場面があった。5月限は、11月28日に344.4円
まで上昇後、昨日から急反落となっている。現状、節目の325円が支持となっている
ようだ。
 5月限の325円以下は、建玉が少ないとみられることから、同水準を割り込むと、
薄商いの中、大きく水準を引き下げる可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて小じっかりとし
た展開となり、0.2セント安〜0.4セント安で推移している。
 上海ゴムはまちまち。午前11時00分現在、指標限月の2026年5月限は、前営
業日比15元安の1万5255元で推移している。

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