プラチナ市況=プラチナが総じて下落、金が下げ幅拡大にも下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,963    -35    21,361   -74  : 4,180.94    -35.96
銀          288.0    0.0     285.0  -1.0  : 5,798.00    -38.00
プラチナ     8,150    + 1     7,717   -19  : 1,641.10    -16.70
パラジウム   7,300      0     7,300     0  : 1,462.30    - 5.10
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.03   +0.84  ユーロ・ドル相場   1.1644  -0.0018
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて下落。前日のニューヨークプラチ
ナが総じて小幅安も1ドル=155円台後半の円安に相殺され、日中取引の序盤は、ま
ちまちで推移。ドル建て現物相場が小高くなったことから買い優勢となる限月が目立っ
たた後、12月当限を除き、売りが先行した。先限は正午前に16円安で推移。午後に
入り、金が下げ幅拡大が戻り圧迫要因ながら下値堅く推移。前半、50円超の上昇とな
った12月当限は上げ幅を削り、1円高。
 パラジウムは出来ず。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが80円安〜1円高、プラチナスポットが9
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが3492枚、プラチナミニが581枚、プラチナスポット
が3674枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は小幅安、買いエネルギー不足】
 プラチナ先限は夜間取引の前半に3日ぶりの高値となる7782円まで上昇。夜間取
引の中盤、7664円まで押し目を形成。日中取引は前日の終値を挟んで推移したが、
終盤は小幅安で推移。標準の出来高は4日連続、5000枚割れで、明らかに買いエネ
ルギー不足。
 米国の9、10日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ち。結果は
日本時間の11日の午前4時に明らかになる。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、小幅高。朝方の1644ドル台で買い支えられ、そ
の後、1650ドル台に浮上。金が堅調に推移からジリ高となり、1657ドル台をつ
けた。しかし戻り売り圧力が強く、午後3時前から軟化し、午後4時過ぎは1630ド
ル台で推移を強いられている。
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