ゴム午前=総じて小高い、上海ゴムはプラスサイドに浮上

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて小高い。寄り付きでは、上海夜間が小安く推移したことか
ら、売り物がちの展開となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがプラスサイドに
転じたことから、買いが優勢となっている。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も
出来ず。
 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比0.2円安〜1.1円高。活発限月
の5月限は同0.7円高の330.3円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は
185枚(夜間取引含む)。

【5月限は330円付近でもみ合い】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海高を手掛かりに総じて買いが優勢となってい
る。活発限月の5月限は、331.0円まで水準を引き上げる場面があった。10日以
降、同水準でのもみ合いが続いている。
 この価格帯は、1月28日から12月5日までの下落の38.2%戻し水準であり、
戻り売り圧力が強いようだ。同水準の売りをこなせば、同期間の半値戻しとなる332
円台や節目の335円を目指すとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、
1.4〜1.8セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて上昇。午前11時00分現在、指標限月の2026年5月限は、前
営業日比105元高の1万5295元で推移している。

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