[今日の視点]貴金属=総じて上昇、金は現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて上昇して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受け
て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受け
て堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は11.08ドル高
の4302.36ドル、銀が61セント高の6371セント、プラチナが36.20ド
ル高の1843.50ドル、パラジウムは32.50ドル高の1600.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.74/76円で、前営業日の
大引け時点から0.13円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1855円前後、銀は309.0円前後、プラチナ
は8470円前後、パラジウムは7800円前後。
【NY金はドル安も利食い売り】
 金はきのうの海外市場では、ドル安が支援要因になったが、利食い売りが出て上げ一
服となった。
 金はドル安が支援要因になった。米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は10月
に10万5000人減少。11月は6万4000人増で、エコノミスト予想の5万人増
を上回った。これは政府閉鎖の一環で15万人以上の連邦職員が離職したことを反映し
ている。11月の失業率は労働市場の弱含みで4.6%と、4年超ぶりの高水準となっ
た。12月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.0。前月の54.2
から低下し、半年ぶりの低水準となった。新規受注が低調だった。一方、10月の米小
売売上高は前月から横ばいとなった。市場予想は0.1%増だった。
 銀はきのうの海外市場では手じまい売りが出たのち、ドル安を受けて下げ一服となっ
た。
【NYプラチナは踏み上げの動きやドル安が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、踏み上げの動きやドル安を受けて買い優勢となっ
た。
 プラチナは踏み上げの動きやドル安が支援要因になった。米失業率の上昇や米総合購
買担当者景気指数(PMI)速報値の低下を受けてドル安に振れた。また欧州連合(E
U) 欧州委員会はドイツ、イタリア、欧州自動車業界からの強い圧力を受け、203
5年以降に内燃機関(エンジン)車の新車販売を禁止する措置を後退させ、電気自動車
(EV)以外の販売継続を部分的に認める見通しだ。
<今日の予定>
・機械受注 2025年10月(内閣府)
・貿易収支 2025年11月速報(財務省)
・英消費者物価指数 2025年11月(国立統計局)
・英生産者物価指数 2025年11月(国立統計局)
・独景況感指数 2025年12月(ifo)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年11月確報(EUROSTAT)
・米企業在庫 2025年10月(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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