日経225先物は11時30分時点、前日比650円安の4万9060円(-1.30%)前後で推移。寄り付きは4万9130円とシカゴ日経平均先物清算値(4万8975円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。ショートの動きが強まるなかで、現物の寄り付き直後には4万8670円まで下落幅を広げた。売り一巡後は中盤にかけて4万9210円まで下げ幅を縮めたが戻り待ち狙いのショートも入りやすく、終盤にかけては4万8900円~4万9100円辺りでの推移を継続。 日経225先物は売り一巡後に4万9210円まで下げ幅縮め、ボリンジャーバンドの-1σ(4万9160円)を回復する場面もあったが、同バンドをキープできなかったことで戻り待ち狙いのショートを誘う形になったようである。ただ、マイクロン・テクノロジーが時間外取引で8%を超える上昇となったほか、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株についても売り一巡後は下げ幅を縮めていることでショートを仕掛けにくくさせそうであり、4万9000円辺りでの押し目狙いのロング対応になりそうだ。 NT倍率は先物中心限月で14.59倍に低下した。一時14.53倍まで下げる場面もみられたが、その後は-2σ(14.58倍)を挟んでの推移となった。-2σ水準で下げ渋るようだと、NTショートを巻き戻す形でのリバランスが意識されやすいだろう。 株探ニュース
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