ドル円108円17銭まで、米中関係の改善期待が押し上げ=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 米中関係の改善期待が強く、ドル円は8月1日以来の108円台まで上値を伸ばす展開となった。
 米国が10月1日から予定されていた関税率引き上げについて、10月15日まで延期すると発表。中国は米国製品16品目について追加関税の対象から外すことを示した。こうした両国の協議を前にした対応がドル高円安につながった。

 ユーロ円、豪ドル円などもしっかり。ユーロ円は119円の大台を超えて119円12銭を付ける動きを見せた。円安が主導の展開で、ユーロドルなどは小動き。この後のECB理事会の結果待ちとなっている。
 
 中国と関係の強い豪ドルやNZドルは対ドルでもしっかり。豪ドルは対ドルで0.6880台まで。豪ドル円は朝方の74円ちょうど近辺で頭を抑えられていたところから74円47銭まで大きく上昇。
 
 

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