ドルがほぼ全面高=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドルがほぼ全面高=東京為替概況

 ドルがほぼ全面高となった。朝方は円安が優勢。ドル円は週明けオセアニア市場での156円66銭を安値に、仲値にかけて157円20銭台まで上昇した。先週の市場では157円00銭前後で上値が重くなる場面が見られたが、週明けの市場であっさりと157円台に乗せた。日経平均が寄り付きから堅調に推移し、前場には1,400円超の上昇となる場面が見られる中で、一部リスク選好の動きなどが意識された。一方、日本国債利回りも上昇しており、10年利付国債(380回債)利回りが昨年末終値の2.06%台から2.12%台まで上昇。円売りとともに、日本の財政赤字警戒に端を発した「日本売り」の動きも意識された。

 その後はドル主導の展開となった。ユーロドルが朝方の1.1720ドル台から1.1700ドル近辺での推移を経て、昼前後にユーロ売りドル買いが強まり1.1672ドルを付けた。ポンドドルも朝方の1.3477ドルから昼過ぎに1.3414ドルまで下落するなど、ドルはほぼ全面高となった。

 ドル円は仲値にかけた上昇が一服した後、156円90銭台まで調整が入ったが、その後のドル全面高を受けて再び上昇。午前中の高値を更新し、157円30銭を付けている。

 ユーロ円は朝方の183円51銭から、仲値にかけた円売りで184円06銭まで上昇。しかし仲値通過後は、対ドルでのユーロ売りに押されて軟調となり、朝方の水準を割り込んで183円47銭を付けた。ポンド円は朝方に210円78銭を付けた後、仲値にかけた円売りで211円39銭まで上昇。その後は対ドルでのポンド売りに押されたものの、ユーロドルに比べてポンドドルの下げが限定的だったこともあり、210円87銭までの押しにとどまり、朝方の安値には届かなかった。

 その他の通貨で目立った動きを見せたのが中国人民元。ドルがほぼ全面高となる中、対ドルでも元高が優勢となった。昨年後半からの元高基調が加速する形でドル安元高が進み、1ドル=6.9808元と2023年5月以来の水準を付けている。安値を付けた後、いったん6.9830元台まで反発したものの、15時前後に再び安値圏に並ぶなど元高の流れが継続している。対円では22円52銭まで上昇し、1992年以来の22円50銭台となっている。

MINKABUPRESS 山岡

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