ポンドドルはきょうもショートカバーが強まっており、1.23ドル台後半まで上昇する場面も見られた。NY時間に入ってやや上げが一服しており1.23ドル台半ばで振幅しているものの、下押しすることもなく更に上値を試しそうな気配が出ている。対ユーロや円でも上昇しており、ポンド円は132円台半ばまで一時上昇した。 先週の英議会の動きで合意なき離脱への警戒感が大きく後退している。先ほどエリザベス女王が署名し、10月31日の合意無き離脱阻止を狙ったEU離脱延期法案が正式に成立した。10月19日までにEUとの新たな離脱協定案が議会で承認されない場合、2020年1月31日までの期限延期をEUに求めることをジョンソン首相に義務づける。 先週、ジョンソン首相は事態を打開するために早期解散総選挙の動議を提出したが、議会は否決した。きょうで議会は5週間の閉会に入る。きょうは再度ジョンソン首相が早期解散総選挙の動議を提出するとも言われているが、否決されそうな情勢。これで合意なき離脱のリスクが全く無くなったわけではないが、ひとまず安心感が市場には広がっている模様。 ロンドン時間に7月の英月次GDPが発表になっていたが、前月比0.3%上昇していた。今回のデータを受けてひとまず目先の英景気後退入りは回避されそうだとの見方も出ている。ただ、年末にかけて英成長が高まる要素も見あたらず、EU離脱の行方次第ではマイナス成長に陥らないとも言い切れない情勢ではある。 GBP/USD 1.2355 GBP/JPY 132.35 EUR/GBP 0.8952 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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