【海外市場の注目ポイント】ブリハ英ＭＰＣ委員の講演など

　日本時間午後５時からブリハ英金融政策委員会（ＭＰＣ）委員が講演を行う。ブリハ委員は７月、英国が合意なき欧州連合（ＥＵ）離脱となった場合、政策金利を過去最低更新の水準まで引き下げる可能性に言及していた。英国のＥＵ離脱をめぐる先行き不透明感が根強いなか、ブリハ委員が今回も同様の見解を示すようなら、ポンドが売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後５時半には７月の英鉱工業生産指数や７月の英貿易収支の発表も予定されている。７月の英鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比０．３％低下となっており、前月比では２カ月続けて低下するとみられ、７月の英貿易収支は、商品貿易収支の大方の予想が９６億ポンドの赤字となっており、商品貿易収支では前月の７０億０９００万ポンドの赤字から赤字幅が拡大すると見込まれている。
　
minkabu PRESS編集部

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