NY金・銀市況=軒並み上昇、地政学的リスクで一代高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (26/ 2)  4594.3     4650.5      4594.3      4635.7     + 36.6
          (26/ 4)  4632.3     4685.0      4632.0      4670.1     + 36.6
   銀     (26/ 3)  8690.0     9356.0      8675.0      9138.5     +504.7
         (26/ 5)  8744.5     9426.5      8744.5      9208.1     +508.5
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           351,055       310,610       527,455        (+  2,209)
  銀          240,392       184,683       151,513        (+    820)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          49,149.63  -  42.36
     前日  159.13/15   1.1644/46   ・ナスダック         23,471.75  - 238.12
     本日  158.58/60   1.1642/44   ・10年米国債利回り      4.14  -   0.04
・NY原油  (26/ 2)   62.02 + 0.87  ・SPDR保有金残高  1,074.23  +   3.43
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は反発、銀は大幅続伸。前日比は金が36.4〜39.1ドル高、中
心限月の2月限が36.6ドル高、銀が498.0〜527.5セント高、中心限月の
3月限は504.7セント高。
 金2月限は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸
念やイランの反政府デモ激化を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、もみ合い
となった。日中取引では、予想以上の米小売売上高などを受けて利食い売りが出たが、
押し目は買われ、一代高値を更新した。
 銀3月限は地政学的リスクや金堅調を受けて買い優勢となり、一代高値を更新した。
 ニューヨーク金2月限は反発。時間外取引では4594.3〜4650.1ドルのレ
ンジで推移、前日比47.8ドル高の4646.9ドルとなった。2月限は安寄りした
のち、米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念やイランの反政府デモ激化を
受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。
 日中取引では、予想以上の米小売売上高などを受けて利食い売りが出て4605.9
ドルまで下落した。その後は、押し目は買われると、一代高値4650.5ドルを付け
た。
 イラン当局者によると、イラン国内で続いている抗議デモの死者は、治安部隊を含め
約2000人に達した。米国の軍事介入に対する懸念が高まったが、イランは米国と同
盟関係にある中東諸国に対し、米国のイラン攻撃回避に向けた取り組みを要請した。一
方、11月の米小売売上高は前月比0.6%増加した。自動車購入の回復などを追い風
に、市場予想の0.4%増を上回った。11月の米卸売物価指数(PPI)は 前月比
0.2%上昇し、市場予想と一致した。また米金融当局者の利下げに慎重な発言も目立
ち、利食い売りが出る場面も見られた。
 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で8675.0〜9206.5セントのレンジ
で推移し、前日比556.7セント高の9190.5セントとなった。3月限は高寄り
したのち、地政学的リスクや金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、押
し目を買われた。
 日中取引では、予想以上の米小売売上高や金反落を受けて利食い売りが出ると、
8957.5セントまで下落した。その後は、押し目を買われ、一代高値9356.0
セントを付けた。
 1月13日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比8万0956オンス減の
3621万4886オンス、銀は131万1010オンス減の4億3436万0443
オンス。

今日の材料
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、トラン
プ米政権が刑事捜査の対象としたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長への全面的
な「連帯」を表明し、FRBの独立性が失われればインフレが押し上げられ、金融の安
定すら危うくなる可能性があると述べた。
・イランは、米国と同盟関係にある中東諸国に対し、米国のイラン攻撃回避に向けた取
り組みを要請した。米がイランを攻撃した場合、当該国にある米軍基地を攻撃すると警
告した。
・11月の米卸売物価指数(PPI)は 前月比0.2%上昇し、市場予想と一致し
た。ガソリン価格の高騰を背景に10月の0.1%上昇から小幅上昇したものの、貿易
マージンが縮小しており、企業は関税コストの一部を吸収しているとみられる。前年比
では3.0%上昇。10月は2.8%上昇だった。
・11月の米小売売上高は前月比0.6%増加した。自動車購入の回復などを追い風
に、市場予想の0.4%増を上回り、第4四半期の堅調な経済成長を示唆した。
・12月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比5.1%増の435万戸となった。
住宅ローン金利の低下と住宅価格の緩やかな上昇を背景に、市場予想の421万戸を上
回った。
・米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、労働市場の回復力とインフレ率がFR
Bの目標を上回っていることから、すぐに利下げする必要はないとの考えを示した。
・米フィラデルフィア地区連銀のポールソン総裁は、インフレの鈍化と雇用市場の安定
化という自身の予想を満たせば、米連邦準備理事会(FRB)が年内に短期金利を引き
下げる可能性があるとの見方を改めて示した。
・第3四半期の米経常収支の赤字額は、前期比228億ドル減の2264億ドルとなっ
た。関税により輸入量が減少したほか、第1次所得の収入が急増したことで大幅に縮小
し、2023年第3四半期以来の低水準となった。
・米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は、ギリシャで開かれた経済フォーラム
で、パウエルFRB議長を擁護する外国中央銀行のコメントは不適切だと述べた。
・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレはまだ克服できていないた
め、連邦準備理事会(FRB)は金融政策スタンスを引き締め的に維持する必要がある
との考えを示した。
・トランプ米政権が課した関税の合憲性が争われている訴訟で、米連邦最高裁は14日
に判断を示さなかった。
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、米国では昨年11月半ば以降、大
半の地域で経済活動が「わずか、ないし緩慢なペース」で拡大した。
・トランプ米大統領は、イランが反政府デモ参加者の殺害を停止すると報告を受けたと
述べ、同国での弾圧に対する軍事的対応を警告していたが、見送る可能性を示唆した。
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