ドル円、158円付近 トランプ大統領のスピーチにドル買い戻しも=NY為替序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場、海外市場に入ってドル安の動きが優勢となっていたが、NY時間に入ってトランプ大統領のダボス会議でのスピーチが始まると、ドルは買い戻しが出ている。ドル円は157円台に値を落としていたが、158円付近に戻す展開。

 トランプ大統領は「グリーンランド取得巡り即時の交渉を求める。NATO加盟国は自国領土を守る義務がある」と述べていた。「グリーンランド取得に過剰な武力行使は望まない」とも述べている。警戒したほど過激な発言でもないことからドル買いで反応している可能性もありそうだ。

 ただ、グリーンランド問題での米欧の対立激化や、日本の解散総選挙と財政、FRBの独立性など不安要素が台頭してきているものの、為替市場は比較的落ち着いた反応を見せている。ドル円も158円を挟んでのレンジ相場が続いており、次の展開を待ちたいムードとなっている。

 ドル円については上向きの流れが継続しており、一旦160円台は付けに行くとの見方は根強い。ただ、脱ドル化やFRB利下げ期待も根強い中、160円超の水準を長期間維持できるかは、見解が分かれているようだ。

 このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は158円と158.50円に観測。

21日(水)
158.00(12.7億ドル)
158.50(14.4億ドル)

*トランプ大統領
・グリーンランド取得巡り即時の交渉を求める。
・NATO加盟国は自国領土を守る義務がある。
・グリーンランド問題でデンマークは「恩知らず」。
・グリーンランド取得に過剰な武力行使は望まない
・米国のインフレは克服された。
・コアインフレは1.5%、第4四半期の成長率は5.4%と予測。
・欧州は正しい方向に進んでいない。
・欧州の一部の地域については、もはやかつての姿を留めていない。見分けがつかないほどだ。
・欧州諸国、日本、韓国は米国のパートナー。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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