海外のストラテジストは、現在の日銀の利上げ期待は円を下支えし、債券市場を落ち着かせるには不十分との見解を示している。市場参加者は、ターミナルレート(最終到達点)の織り込みを2.00%に近づけるシグナルを日銀から得られるかに注目しているという。 同ストラテジストは、「日本の債券市場を安定させ、円を下支えするために、日銀は何を示す必要があるのか」と題したレポートで、「市場は日銀のターミナルレートを2%と織り込む必要があり、明日のシグナルがその方向に価格を動かすかを見極めようとしている」と述べている。 なお、明日は据え置きが予想されているが、現在の市場の織り込みでは円を下支えするには物足りず、日銀からのシグナルは利上げペース加速か、より大きな金融引き締めを示唆するものである必要があるという。 また、「日銀は、円安やインフレの価格転嫁への懸念が金融政策の再評価を強いるのを待つよりも、政策転換に前向きに取り組む方が得策かもしれない」とも述べている。 ドル円は158.35円付近での推移となっている。 USD/JPY 158.39 EUR/JPY 186.10 GBP/JPY 213.83 AUD/JPY 108.30 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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