きょうの為替市場、ドル円はNY時間にかけて戻り売りに押されており、153円ちょうど付近に伸び悩んでいる。前日は152円台半ばまで下落していたが、本日は押し目買いも見られ、一時153円台半ばまで買い戻されていた。 しかし、NY時間に発表された米消費者物価指数(CPI)を受けて、売りが再び優勢となっている。1月の米CPIは総合指数で前年比2.4%と予想を下回り、前回から鈍化していた。これを受けてFRBの利下げ期待が復活し、短期金融市場ではFRBの年内3回の追加利下げの確率が一時50%程度まで上昇していた。6月利下げの可能性も復活。 ただ、前月比では、コア指数がサービスコストの伸び拡大で上昇が加速していたことから、下押しを強める動きまでは見られていない。 それでもエコノミストからは、「1月の強い指標への懸念が過ぎ去ったいま、FRBの金利正常化に向けた利下げの道筋が一段と明確になった」との声も出ている。しかし、「その道筋が短いのかあるいは長いのかは、雇用が引き続き改善の兆しを示すかどうかに左右される。今年は2回の利下げを引き続き見込んでおり、次回は6月を予想している」と述べている。 ドル円は引き続き、150円に向かう展開を継続している。 日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 13日(金) 現行付近にはなし *米消費者物価指数(CPI)(1月)22:30 結果 0.2% 予想 0.3% 前回 0.3%(前月比) 結果 2.4% 予想 2.5% 前回 2.7%(前年比) 結果 0.3% 予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比) 結果 2.5% 予想 2.5% 前回 2.6%(コア・前年比) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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