前週は一時67ドル台まで値上がりし、年初来高値を更新する展開になった。イラン 情勢の緊迫化を受けて、投機筋の意物色意欲が強まった。米国とイランの二回目の協議 は無難に終わったが、米国とイスラエルが共同でイランに対する攻撃に踏み切るとの観 測が強まり、リスクプレミアム加算が促された。軍事衝突を基本シナリオとして織り込 み始めている。トランプ米大統領は2月19日、イランに対して10〜15日以内の対応 を求めている。 今週もイラン情勢に強く左右される。このまま米国とイランの軍事衝突が基本シナリ オになるのであれば、緩やかな値上がり傾向が続くことになる。トランプ大統領の発言 からは、2月中に軍事衝突が発生するリスクは限定されるが、3月に大きな混乱が生じる 可能性があり、売りポジションの保有は警戒される。米国とイランの動向を見ながらの 展開になるが、緩やかなペースで軍事衝突のリスクを織り込む見通し。 予想レンジは63.00〜69.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。