貴金属は、大幅続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢 となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上昇を受けて 堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は199.87ドル 高の5226.63ドル、銀が921セント高の8816セント、プラチナが 62.89ドル高の2150.79ドル、パラジウムは47.52ドル高の 1738.43ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.54/56円で、前営業日の 大引け時点から0.66円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万6700円前後、銀は440.0円前後、プラチナ は1万0580円前後、パラジウムは8400円前後。 【NY金はトランプ関税の不透明感や株安が支援】 金はきのうの海外市場では、トランプ関税の不透明感や株安を受けて買い優勢となっ た。 金はトランプ関税の不透明感や株安が支援要因になった。米最高裁がトランプ大統領 が導入した相互関税などを違憲と判断した。米大統領は1974年通商法122条に基 づき各国からの輸入品に150日の期間限定で課税する大統領令に署名、21日にはそ の税率を15%に引き上げると表明した。関税による先行き不透明感を受けて株安に振 れた。また人工知能(AI)脅威論に対する懸念が残ることも株安要因となった。米大 統領は、関税措置を違憲とする米最高裁の判断を受けて「駆け引き」をしようとする国 は、「これまでよりもはるかに高い関税」に直面すると警告した。 イランと米国は26日にスイス・ジュネーブでイランの核開発を巡る第3回協議を開 催する。米国は中東での軍事プレゼンスを強化しており、両国間の軍事衝突リスクへの 懸念が高まっている。米国側の交渉を主導するウィットコフ特使は、イランがなぜ依然 として「降伏」せず、核計画の抑制に同意しないのか、大統領は疑問に思っているとフ ォックスニュースのインタビューで述べた。 銀はきのうの海外市場では、トランプ関税の不透明感や金堅調を受けて買い優勢とな った。 【プラチナは株安で上げ一服】 プラチナはきのうの海外市場では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後は株安な どを受けて上げ一服となった。 プラチナは株安が圧迫要因になった。米最高裁がトランプ大統領が導入した相互関税 などを違憲と判断し、先行き不透明感が高まった。ただ1974年通商法122条に基 づく新関税が発表された。一方、この日から中国市場が再開される。連休明けの中国勢 の動きも確認したい。 <今日の予定> ・米ケース・シラー住宅価格指数 2025年12月(S&P) MINKABU PRESS 東海林勇行
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