アジア株 下値限定的、トランプ「イラン制裁解除に前向き」発言にやや安堵 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 下値限定的、トランプ「イラン制裁解除に前向き」発言にやや安堵 

東京時間11:06現在
香港ハンセン指数   26029.05(-601.49 -2.26%)
中国上海総合指数  4171.22(+8.34 +0.20%)
台湾加権指数     35216.15(-198.34 -0.56%)
韓国総合株価指数  6244.13(休場)
豪ASX200指数    9158.70(-39.90 -0.43%)

アジア株は下落。

インフレ再加速で米国の利下げペースが鈍化する可能性があり、香港市場にとってはネガティブな話だ。香港は金融政策を米国に連動させているため、米利下げ期待後退なら香港の基準金利引き下げ期待も低下する。そのため香港株は大幅下落して始まっている。

豪州、台湾は下落も下値は限定的。上海株は小幅高。米イラン紛争で下落も、金鉱・エネルギー株高が下支え。

米国とイスラエルがイランに対して大規模攻撃を開始、イラン最高指導者ハメネイ師が死亡した。トランプ米大統領は「全ての目標が達成されるまで戦闘を継続する」と表明。ただ一方で、イランの新指導部が現実的な協力者であることを示せば、イラン制裁解除に前向きだと述べており、市場はやや安堵している。時間外で原油と金が上げを縮小、米株は下げを縮めている。

ホルムズ海峡が事実上封鎖された状態だと報じられており原油価格が時間外で一時約8カ月ぶりに1バレル=75ドル台に乗せた。ホルムズ海峡が速やかに再開されなければ原油は1バレル=100ドルにまで上昇するとの見方もある。シティは今週の原油先物価格予想を80ドル~90ドルに上方修正した。

原油高がインフレ再加速につながる恐れがある。エコノミストによると原油価格が1バレル=100ドルに達すると、世界的なインフレを0.6~0.7ポイント押し上げ可能性があると指摘。

米中首脳会談を前に両国の緊張が再び高まる恐れがある。イラン最高指導者が殺害されたことを受け中国外相は「主権国家の指導者を公然と殺害し政権交代を行うことは容認できない」との声明を発表。トランプ米大統領は中東を「深淵」に追い込む危険があると非難した。

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