貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受け て売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受け て軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は52.19ドル安 の5324.23ドル、銀が537セント安の8944セント、プラチナが83.60 ドル安の2304.00ドル、パラジウムは59.45ドル安の1768.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.36/38円で、前営業日の 大引け時点から0.39円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万7950円前後、銀は450.0円前後、プラ チナは1万1500円前後、パラジウムは9000円前後。 【NY金はドル高で上げ一服】 金はきのうの海外市場では、イスラエルと米国のイラン攻撃が支援要因になったが、 ドル高を受けて上げ一服となった。 金はドル高を受けて上げ一服となった。中東地域の紛争拡大に対する懸念を受けてド ル高に振れた。イランは湾岸諸国に対しミサイルやドローンによる報復攻撃を実施し た。イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の司令官は、エネルギー輸送の要衝であ るホルムズ海峡を封鎖したと明らかにし、同海峡を通過しようとする船舶は「炎上させ る」と警告した。カタールは液化天然ガス(LNG)の生産を停止したほか、中東全域 の石油・ガス施設で予防的な操業停止が相次いだ。 2月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.4と前月の52.6か らほぼ横ばい。市場予想は51.8。節目を示す50を2カ月連続で上回ったが、投入 価格指数が約3年半ぶりの高水準に上昇し、輸入関税を背景に国内インフレの上振れリ スクを浮き彫りにした。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金の上げ一服を受けて戻りを売られた。 【プラチナはドル高や金の上げ一服が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金の上げ一服を受けて戻りを売られた。 プラチナはドル高や金の上げ一服が圧迫要因になった。中東地域の紛争拡大に対する 懸念を受けてドル高に振れた。イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の司令官は、 ホルムズ海峡を通過しようとする船舶は「炎上させる」と警告した。ただ米中央軍は、 エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡は閉鎖されていないと述べた。イラン情勢や ホルムズ海峡の状況を確認したい。 <今日の予定> ・労働力調査(失業率) 2026年1月(総務省) ・ユーロ圏消費者物価指数 2026年2月速報(EUROSTAT) MINKABU PRESS 東海林勇行
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