原油相場の乱高下を横目にドルも振幅 足元ではドル高一服=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、ドル高が一服している。週明けのマーケットでは原油相場が乱高下。中東有事をめぐる緊張感が一段と高まったことで、原油急騰とともに有事のドル買いが広がった。しかし、東京午後にはG7が石油備蓄の放出を協議と一部で報じられ、原油が急反落した。ロンドン時間にかけてドル買いの動きにも調整が入っている。NY原油先物は先週末の91ドル台から週明けには一時119.48ドルまでパニック買いが入った。しかし、石油備蓄放出の報道後は一時100ドル割れとなる場面があった。ドル円相場は158.90付近を高値に一時158.20付近まで反落。ユーロドルは東京午前の1.1507付近を安値に、足元では1.1570台に高値を更新。ポンドドルも1.3280台まで下げたあとは1.3360台へと反発している。クロス円は東京早朝の下げを戻してきている。ユーロ円は182円台前半から183円台を回復、ポンド円は210円台から211円台に戻している。欧州株は大幅安、米株先物・時間外取引も大幅安。中東情勢をめぐる警戒感は引き続き高い。 ドル円は158円台半ばでの取引。週明けオセアニア市場での157.91付近を安値に、原油急騰に連動して有事のドル買いが強まった。東京午後には158.90付近まで高値を伸ばした。しかし、「G7が緊急石油備蓄の放出を協議へ」との報道をきっかけに原油が急反落すると、ドル買いも一服した。ロンドン時間には158.20付近まで反落する場面があった。足元では下げの勢いも落ち着いてきている。 ユーロドルは1.15台半ばでの取引。東京早朝の1.1560台からドル買いに押されて1.1507付近まで安値を広げた。その後は買い戻しに転じるとロンドン時間には1.1573付近に高値を伸ばしている。ユーロ円は東京午前につけた182.41付近を安値に、ロンドン序盤にかけて183.32付近まで買い戻された。ほぼ東京早朝の下げを戻している。ただ、欧州株は米株先物とともに大幅安となっており、リスク警戒の動きは根強い。NY原油先物は足元で100ドルを上回る水準。 ポンドドルは1.33台半ばでの取引。東京早朝の1.3376付近を高値に、東京午前には1.3283付近まで下落。その後は買い戻されており、ロンドン序盤には1.3360台まで反発した。ポンド円は東京朝方に210.61付近まで下落したが、その後は買い戻しの流れが続いている。足元では211.60付近へと高値を伸ばしてきている。ユーロポンドは0.8654から0.8677までのレンジで揉み合い。目立った方向性は示していない。この日は手掛かりとなるような経済統計発表に乏しく、原油や株式相場をにらみながらの取引となっている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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