金・銀午前=金が続落、安全資産のドル買いが圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金が続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場の下げ一服が下支えになった。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が267〜114円安、金ミニが
130.5円安〜34.0円高、ゴールドスポットが1297円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が9669枚、金ミニが6929枚、ゴールドス
ポットが190枚、銀が0枚。
【NY金はドル高が圧迫】
 金はドル高が圧迫要因になった。イランの新たな最高指導者に選出されたモジタバ師
は声明で、ホルムズ海峡の封鎖について「敵に圧力をかける手段として継続すべき」と
表明した。また「イランは殉教者の血の復讐をためらわない」とし、「地域にある米軍
基地は全て即時閉鎖されるべきで、これらの基地は攻撃対象となる」と警告した。原油
高に振れ、ドルが安全資産として買われた。英海事機関UKMTOによると、ホルムズ
海峡周辺で11日から12日朝にかけて6隻の船が攻撃を受けた。イランは報復として
湾岸諸国の原油施設を攻撃した。
 米政府は、現在海上で滞留しているロシア産原油・石油製品の購入を各国に認める
30日間のライセンスを発行した。原油高・ドル高が一服し、貴金属の下支えになっ
た。
 米新規失業保険申請件数は21万3000件と、前週から1000件減少した。労働
市場の悪化懸念が高まっていたが、申請件数が小幅に減少したことで懸念が一部緩和す
る可能性がある。
 金先限は夜間取引で2万7018円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=159円台前半で円安が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は堅調。きのうの海外市場では、イラン新最高指導者の声明を
背景としたドル高を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の5095.06
から、米政府がロシア産原油の追加販売を許可したことを受けて買い優勢となった。
 午前11時現在、5120.49ドルで推移、銀は8472セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が5168.46ドル、銀が8635セント。

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