【本日の見通し】ドル高基調継続か、ドル円は160円超えを警戒 イラン紛争長期化警戒もあり、ドル高基調が継続。有事のドル買いに加え、原油高による決済需要、日本の景気鈍化警戒とガソリン価格上昇などに備えた対策を受けた財政赤字懸念による円売りなどもあって、しっかりした動きが続いている。 先週末の市場での高値は159.75円となった。心理的な節目でもある160円手前の売りが上値を抑えた。ただ、有事相場となる中で、状況の変化が起きる可能性がある週末を挟んだポジション維持に少し慎重となった面があり、先週末終値に近い水準で週明けの取引がスタートしたことで、改めて上を試す可能性が高い。 160円を超えると日本の通貨当局によるドル売り円買い介入への警戒感が強まる。ただ、投機による円安ではなく、有事に絡んだ実需も交えたドル全面高の流れの中で、介入効果は限定的と見られ、当局としても対応が難しいところとなっている。2024年に付けた高値161.95円近くまで介入が入らない可能性もあり、もう一段の上昇が見られると予想している。 ユーロドルは先週末1.1411ドルまでユーロ安ドル高となった。ドル全面高基調が上値を抑えている。今週も流れが継続する可能性が高そう。1.1450ドル前後が重くなると、1.13台をあっさり付ける可能性がある。 ポンドドルも同様にドル高を意識。1.3200ドル割れの流れが見込まれる。今週はECB理事会と英中銀金融政策会合も予定されているが、大きな波乱要素はなさそうで、欧州通貨安ドル全面高の流れが継続か。 ユーロ円は対ドルでのユーロ安と円安が交錯。当面不安定な動きが見込まれる。上値が重い展開となっているが、ドル円が160円台にしっかり乗せると、いったん円安が優勢となる場面がありそう。ポンド円も同様で、ドル円の動きに注意。 MINKABUPRESS 山岡
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