きょうの為替市場はドル高が再び優勢となる中、ポンドドルは戻り売りに押され、1.33ドル台半ばまで下落。前日は200日線付近まで買い戻されていたが、その水準で蓋をかぶせられているようだ。ポンドは対ドルのみならず、対ユーロでも下落している。ポンド円はNY時間にかけて伸び悩む展開。 英10年債利回りが4.97%と2008年以来の高水準に急上昇している。この日発表の2月の公共部門借入額が143億ポンドと予想を上回ったことで、財政悪化への懸念が広がっている。1月の304億ポンドの黒字から悪化。今回の統計は、中東紛争による混乱が起きる前からの利払い費の急増が影響。中東紛争によるエネルギー価格が高止まりしていることでインフレ懸念が悪化していることと重なったことが大きいようだ。 これにより英中銀は、英経済の弱さにもかかわらず、金利を引き上げなければならない可能性が高まったとの指摘も出ている。中東紛争は、エネルギー価格上昇と高インフレのリスクにより、政府の財政をさらに弱める恐れがある。 GBP/USD 1.3339 GBP/JPY 212.19 EUR/GBP 0.8650 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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