【これからの見通し】イラン情勢睨んだ展開、有事のドル買いがどこまで進むかがポイント イラン紛争の動向をにらみながらの展開が続くと見られる。トランプ大統領は週末、イランに対して48時間以内の「ホルムズ海峡の完全開放」を要求。受け入れられない場合は、イランの発電施設などへの攻撃方針を示した。イラン側は強く反発しており、状況の深刻化が懸念されている。48時間の期限は明日朝(日本時間8時台)となるが、それまでに動きが出ることも予想され、有事のドル買いがどこまで進むのかが注目される。 ドル円は、先週上値を抑えた160円手前(先週高値159.90円)の売りがどこまで残っているかがポイントとなる。先週は高値を付けた後、157.50円近くまで一時下落するなど、荒っぽい値動きとなっている。今日の海外市場で160円トライとなる可能性が十分にあるが、行き過ぎた動きに対する警戒感も根強い。 ユーロドルは1.15ドル台前半で推移。先週のECB理事会でのインフレ警戒を受けていったん上昇したものの、今日はドル高が優勢となっている。先々週末から先週初めにかけて1.1400ドルをトライした局面からはユーロ安が一服している分、現水準からの下げ余地がありそうだ。 ポンドドルもドル高を受けて軟調。朝方の展開で下値を支えた1.3300ドル手前の買いをこなし、1.3280ドル台まで下げている。この後も上値の重い展開となりそうだ。 ユーロ円はドル円の上昇もあって一時184.30円台を付けたが、その後は対ドルでのユーロ売りに上値を抑えられている。ポンド円も同様に212.75円前後からいったん押し戻されている。この後もドル主導の展開が予想され、不安定な動きが続くと見られる。 MINKABU PRESS 山岡
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