日中取引開始後、原油の2026年8月限は9万0560円まで上昇。ただ、前日の 値幅内での推移となっている。 イラン戦争は泥沼化の様相となっており、戦争を始めた米国は当初の目的が達成でき ずに目的を見失っている。米軍が地上作戦によってホルムズ海峡の封鎖解除を目指すか もしれないが、地上戦が始まるとウクライナ戦争の二の舞となる可能性があり、地上部 隊の衝突開始は泥沼化の悪化を連想させるだろう。 イランは攻撃に耐えつつ、ホルムズ海峡の支配権を確立してしまえば戦争に勝利する 可能性があり、急いで何かを成し遂げる必要はない。世界的にエネルギーの欠乏が広が っているうえ、プラスチックなど石油化学製品の欠乏は社会生活に大きな打撃を与える ことから、イランとタンカーの通過について交渉する国は増えるだろう。渇きに抗える 国は存在しないのではないか。通行料を科されようとも、エネルギーの欠乏が改善して いくようなら、戦争を続ける意味は薄れ、タンカーの上空、あるいはホルムズ海峡の沿 岸で攻撃を繰り広げる国を敵視する動きが広がるに違いない。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比3.50ドル高の106.38ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは104.50ドルから106.86ドル。 原油8月限の予想レンジは8万9000円から9万0000円、ガソリン先限は 14万0000円から16万0000円、灯油先限は13万0000円から15万 0000円。 MINKABU PRESS
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