NY原油市況=下落、乱高下を繰り返したあとマイナス引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2026/05     105.07     106.86      99.62    101.38      - 1.50
  2026/06      97.95      99.65      92.68     93.16      - 2.86
  2026/07      92.24      93.62      86.11     86.53      - 3.98
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              917,766             2,004,393   (+ 6,816)
                     帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2026/04     416.34    -20.09
                   2026/05     411.38    - 9.19
改質ガソリン        2026/04     331.23    - 3.92
                   2026/05     320.39    - 5.59
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は下落。終値の前営業日比は、期近2限月が2.86〜1.50ド
ル安、その他の限月は4.80〜3.15ドル安。中心限月の5月限は1.50ドル安
の101.38ドル。

 米軍のイランでの地上戦の可能性やイランと見られるクウェート船籍の石油タンカー
攻撃、さらにはイエメンのフーシ派の米国やイスラエルに対する宣戦布告などで、アジ
アの時間帯の朝方に急騰したが、トランプ米大統領がホルムズ海峡が閉鎖されたままの
状態でも軍事行動を終了させる用意があると側近に伝えたことが報じられたことで、そ
の後はいったん大きく崩れた。
 そのあと米国の時間帯に入ると、ヘグセス米国防長官がイランとの戦争において今後
数日間が決定的な局面になるとの考えを示したことで再び急伸した。
 しかし、米国の時間帯の後半にイランのペゼシュキアン大統領が戦闘終結の用意があ
ると述べたことが報じられると、再び高値から大きく崩れた。
 一日に何度も5ドル以上の値幅で乱高下を繰り返す激しい値動きとなった。

 5月限は、アジアの時間帯の時間外取引の朝方に急伸して、この日の高値となる
106.86ドルを付けたが、午前のうちに101ドル台まで急落した。その後のアジ
アの時間帯は102ドル台を中心に比較的小幅なレンジでのもみ合いとなった。
 そのあと欧州の時間帯と米国の時間帯には2度にわたって急伸したが、105ドルの
節目が上値抗となった。米国の後半の急落で一時100ドル台を割り込んでこの日の安
値となる99.62ドルを付けた。そのあと引けにかけて102ドル台まで戻した。そ
の途中で付けた帳入値は101.38ドル。

 ヘグセス米国防長官はこの日、イランとの戦争について今後数日間が決定的な局面に
なるとの考えを示し、イランが合意しなければ紛争は激化すると警‌告した。

 イランのペゼシュキアン大統領が30日、欧州連合(EU)のコスタ大統領との電話
会談で、戦闘終結の用意はあるが、一定の条件が満たされることが必要と述べたことを
イラン国営通信(IRNA)が報じ、これをこの日の米国の時間帯後半にブルームバー
グなどの米メディアが伝えた。

 イランの「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が、今回のイラン攻撃に協力したこと
に対する報復として、4月1日以降、マイクロソフト、グーグル、アップルなどの中東
地域にある米大手企業を攻撃の標的にする方針を表明した。
 改質ガソリンは反落。ヒーティングオイルは続落。ともに4月当限が納会を迎えた
が、とくにヒーティングオイルは暴落納会となった。
今日の材料
・イランのペゼシュキアン大統領「戦闘終結の用意がある」EUのコスタ大統領との電
 話会談で。
・ヘグセス米国防長官「イランとの戦争について今後数日間が決定的な局面」
・イランのイスラム革命防衛隊が、イラン攻撃に協力した報復として、マイクロソフ
 ト、グーグル、アップルなど米大手企業を標的した攻撃を表明。

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