【海外市場の注目ポイント】米株式市場の動向など

　ＮＹダウ先物は時間外取引で一時３１０ドルを超える大幅な下げとなった。一部メディアが、関係者の話として、「中国は国営企業に米国産農産物輸入の停止を要請した」と報じ、米中貿易摩擦の激化懸念が一段と強まっている。ただ、米株価指数先物の時間外取引でのこうした動きから為替市場には本日の米株式市場が大幅安となることはある程度織り込まれている。米株式市場が、米株価指数先物の時間外取引の動きで示唆されるほどの下げにならないようであれば、東京での円買いの巻き戻しが入る可能性がある。
　　
　経済指標としては、日本時間午後１１時に７月の米ＩＳＭ非製造業景況指数の発表が予定されている。大方の予想は５５．５となっており、前月の５５．１を上回り、２カ月ぶりに上昇するとみられている。
　
minkabu PRESS編集部

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