【市況】 金は総じて続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て 現物相場の下げ一服が下支えになったが、戻りは売られた。銀は先限が下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が90円安〜80円高、金ミニが 30.0〜103.0円高、ゴールドスポットが576円高、銀が10.0円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が6455枚、金ミニが1万0881枚、ゴール ドスポットが131枚、銀が1枚。 【NY金はイラン戦争長期化の見方が圧迫】 金はイラン戦争長期化の見方が圧迫要因になった。トランプ米大統領は、ホルムズ海 峡に機雷を敷設している船舶について、いかなる船舶でも攻撃するよう米海軍に命じた と明らかにした。またイランとの合意について、米国にとって「適切で、有益な場合に のみ」成立するとの考えを示した。一方、イランの政府系メヘル通信は、首都テヘラン の一部地域で防空システムが「敵対的な目標」とされるものに対して作動したと報じ た。 米新規失業保険申請件数は21万4000件だった。前週から6000件の小幅増に とどまり、4月の労働市場の安定が続いていることを示唆したものの、米イラン戦争に 起因する経済の不確実性と物価上昇は下振れリスクとなっている。市場予想は21万件 だった。4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.0と、前月の 50.3から上昇した。前月のほぼ横ばいから持ち直した一方、イラン紛争でサプライ チェーン(供給網)が混乱し、サプライヤーの納入遅延が長期化したほか、販売価格指 数は約4年ぶりの高水準となった。 金先限は夜間取引で2万468円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ た。円相場は1ドル=159円台後半で推移した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、イラン戦争長期化の見方を 受けて売り優勢となった。アジア市場では、イスラエルとレバノンの停戦3週間延長が 下支えになったが、4708ドル台で戻りを売られた。 午前11時現在、4697.06ドルで推移、銀は7548セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4716.16ドル、銀が7610セント。 MINKABU PRESS
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