シカゴ大豆市況=急反落、米中首脳会談への失望感や輸出低迷で売り優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05   1,210.25    1,210.25    1,180.00    1,174.50     -40.75
   2026/07   1,225.50    1,227.75    1,181.50    1,192.50     -36.50
   2026/08   1,220.50    1,222.50    1,180.50    1,189.75     -33.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       494,051         197,656        1,005,095(+ 14,099)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(5月7日までの週)
 大 豆:18万2900トン(事前予想レンジ:20万〜60万トン)
 大豆粕:34万7700トン(事前予想レンジ:15万〜50万トン)
 大豆油:   −600トン(事前予想レンジ:  0〜 2万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月20日〜5月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年並。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は急反落。終値の前営業日比は40.75〜13.25セント安。中心限月の7
月限は36.50セント安の1192.50セント。
 米中首脳会談を受けた対中大豆輸出増期待が高まるなか値位置を切り上げながらも、
今回の首脳会談では大豆輸出に関する言及がなかったことで失望感が広がり転売が膨ら
んだ。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が低迷したことも弱気な雰囲気に
拍車をかけた。

 中心限月7月限は1225.50セントd取引を開始。直後に1227.75セント
の高値を付けた後は1220セント台でのもちあいとなった。欧州の時間帯にやや値を
落とした後、シカゴの時間帯には急落に転じて一時は1181.50セントの安値まで
下落。1180セント台で低迷した後に買い戻されて1190セント台を回復したもの
の、大きく下落したまま引けを迎えた。
 当限5月限はこの日、納会を迎えた。
 米農務省(USDA)発表の5月7日までの週の大豆週間純輸出成約高は18万
2900トンで前週の14万7400トンを上回ったものの、低迷が続いた。
 今年度の累計純輸出成約高は3901万9700トンと、前年同期の4787万
9900トンを約19%下回っている。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトではミシシッピーリバー西部では暖かな天気が広がっているが、対照的
に東側では低温となっている。ウィスコンシン州の一部地域を含めた五大湖周辺北部で
は、降霜が発生。コーンベルト中部および東部では低温にもかかわらず作付け作業が進
行中。
 低気圧の通過に伴い16〜18日にかけて天気が崩れるだろう。プレーンズ北部およ
び東部から中西部にかけての地域では、今後5日間の雨量は25〜50ミリが見込まれ
る。局地的には冠水が発生する可能性もある。一方ハイプレーンズ南部では気温が大幅
に上昇し、16〜17日には36℃近くまで気温が上昇するもよう。
 6〜10日間予報については5月19〜23日は中西部が位置する東部では気温は平
年を上回るだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは乾燥のなか強風となっていることで、発火の可能性が高まっている。
プレーンズ北部の14日の最高気温は32〜37℃前後に達する見込み。

 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に軟調。大豆の大幅安に加えドル高傾向も重石とな
った。なお、大豆粕・大豆油の当限5月限は共にこの日、納会を迎えた。
 大豆粕7月限は前日比6ドル安の332.50ドル。
今日の材料
・米コーンベルトではミシシッピーリバー西部では暖かな天気が広がっているが、
 対照的に東側では低温。
・コーンベルト中部および東部では低温にもかかわらず作付け作業が進行中。
・プレーンズでは乾燥のなか強風となっていることで、発火の可能性が高まる。
・5月7日までの週の大豆週間純輸出成約高は18万2900トンで前週の14万
 7400トンを上回ったものの、低迷が続く。

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